無公害型中和固化剤とは

中和固化処理 =ヘドロ固化処理の新しい領域=

従来の固化材技術は脱水または感想処理を行わない場合、安定処理をセメント系又は石灰系統の高アルカリ域で行っていました。そのため、安定処理後には、アルカリ溶出対策の検討が必要でした。

 弊社のオートセット固化材#3100は、下図の朱書き部分に示すように、これまでにはなかった新しい領域のヘドロ固化材です。

安定処理フロー

豊富な実績が強み

オートセット#3100は、無公害対策方の地盤改良材として、30年前に開発されました。一般的に使われているヘドロ固化材はアルカリ度が高く、pH12〜13という高アルカリであるのに対して、pH10以下の低アルカリを示します。SMW工法やプレボーリングくい打ち工法から排出される高アルカリの建設汚泥を低アルカリ域で固化し、配合次第で攪拌混合当日に水質汚濁防止基準pH5.8〜8.6の範囲に収めることができます。

施工中および施工後に懸念される今日アルカリ排水による二次公害のリスクを大幅に低減したヘドロ固化材として、環境重視が叫ばれる昨今、注目を集めています。
施工実績として国土交通省、諸官庁を始め一般実績を多く有し、発注量は少量単位でも対応可能です。

●徳島市立高校杭汚泥固化処理工事

・改良土量:約7000?

・改良用途:盛土材

・工事期間:H20.10〜H21.1

・採用理由:中和固化、再利用の推進

徳島_遠景 徳島_固化材 徳島_投入
     
●諫早湾浚渫泥固定処理工事 ・注目された環境問題の中、無公害型固化材オートセット#3100が採用された。
諫早_遠景
●大泉緑地頭泉池浚渫工事(大阪府南部公園事務所)
大泉緑地
●大津茂川下線浄化工事(姫路土木事務所)
大津茂川

六価クロムを含有しません。PH値も短期間に環境基準を満足します。

●成分とその特徴
試験項目
嵩比重

プレーン比表面積

(cm2/g)

lg loss

(強熱減量)

insol

(浮用残分)

 
SiO2
AL2O3
Fe2O3
CaO
MgO
SO3

#3100

1.24
4.060
0.2
0.1
16.6
9.5
2.5
40.6
3.3
27.5
●固化+中和メカニズム

オートセット固化材の奪水機能が高いのは、石灰アルミニウムが CaSO4と反応して鉱物組織を持つ化合物(3Cao・Al2O3・3CaSO4・32H2O)を生成する。

この水和反応の課程で多量の水と化合し固定するので、その場合必要な水分を周囲から吸収することになる。この場合の余剰硫化アルミン酸およびアルミニウムイオンがPHを中和安定させます。

 この様に中和された土壌は長期に安定し、魚類・植物に対して無公害であります。

●配合試験による添加量の目安
PH減衰グラフ
コーン指数