リフォームマットシステム

「リフォームマット」は汚染された土壌・泥土や現場発生土や浚渫土(ヘドロ)などにセメント系固化材を混合し、繊維布型枠に注入固形化する工法です。このようにして作られたマット状の敷設材を、護岸・護床・法面などに利用する事により廃棄物低減と現場搬入資材の低減に寄与できるリサイクル性の高いシステムです
 また、法枠型リフォームマットを使用して、法枠で囲まれた空間に種子混合客土を充填することにより、斜面緑化工法としても利用できます。

特徴

1、土地・泥土が布製枠内に固定されるので汚染物質などの溶出封鎖が容易にできます。

2、添加するセメント系固化材料により含水比に関係なく目的強度が自由に選定できるので有効利用の選択肢が広くなります。

3、流動化処理土としてポンプ注入の為、斜面・兵站部にかかわらず広範囲の面積を一度に押さえることができます。

4、マットは軽量でかさばらず地形に関係なく敷設できるので、いかなる土壌発生箇所にも対応が可能で工事能率が高く、経済的で発生現場管理形式が可能です。

 

 

製品バリエーション

水抜きタイプ : 水抜き穴が均等間隔にあり、注入後玉石を並べたような形状になる。主な用途は、河川・水路の護岸や 護床、港湾・水中斜路の法面工などである。
標準タイプ : 遮水性で表面は平滑な畳表状に仕上がるものと、格子状に仕上がるものがある。主な用途は農業水路工 、山腹水路工、調整池・貯水池の法面工などである。
法枠タイプ : 注入後格子枠を形成し、硬化後格子枠内に客土および植生工をする。主な用途は法面緑化工などである

製品の種類

 

確固たる技術と豊富な実績

 昭和57年(1982年)に、固化材オートセットの製造販売、並びに施工工事会社として発足して以来、多くの工事にかかわり、技術を確固たるものとしてきました。
  それまでは、建設残土は埋め立て処分するのが一般的であったが、リフォームマットシステムにより、リサイクルが可能となり画期的な方法として注目を浴びてきました。1997年12月10の日経新聞にも紹介されていました。

記事内容
日経新聞

建設残土や汚泥 斜面補強に活用
  オートセット 新工法を開発

地盤改良工事のオートセット(大阪市 丸岡郁夫 社長 06-6320-6661)は建設残土や汚泥を使い、がけの斜面や河川の工事を補強する工法を開発した。斜面にブロック状に縫製した袋を設置、その中に固化材を混ぜた残土を注入するとコンクリートのように固まる。同社が工事を請け負うほか、建設会社に技術供与する。建設残土は埋立処分するのが一般的。処分場の埋め立て余力は少なくなっており、建設残土のリサイクル手法として注目されそう。  施工現場=写真=にはあらかじめブロック状に立体縫製した合成繊維や麻の袋を敷いておく。袋の大きさは幅五メートル、長さ十メートル。残土を詰めると厚さは0.3〜1.5mになる。残土からプラスチックなど異物を取り除き、水と固化材を混ぜて袋に流し込む。  固化材はセメントにアルミニウム塩化物などを混ぜ込んだ粉で水と混ざると結晶構造を作る。結晶構造内部に土や泥を包み込んで固まる。固まるまでの時間は約一日。一平方メートル当たりの施工費用は六千〜一万五千円。従来の残土処分費は殆ど掛らない。

災害廃棄物の有効利用と瓦礫処理

2011年3月11日に発生した大震災・津波により、東北沿岸を中心とした被災地では、大量の瓦礫と福島第1原発事故による放射能に汚染された土壌等の復旧作業が行われています。しかし、有史以来となる未曾有の大災害であり復旧作業は困難を極め、本格復興にはいまだ見通しが立たないのが現状であります。そんな中、過日国土交通省よりNETIS登録企業の中から復旧に役立つ工法の選択の募集があり此の程インターネットにて公開されました。そこに、オートセットのリフォームマットシステムも紹介されています。

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