住宅などの小規模建物の地盤補強対策として、鋼管杭による様々な工法が開発されています。Σ-iは先端に4枚の掘削刃とスパイラル状の翼部が取り付けられた杭を地盤中に回転しながら貫入させる工法です。
Σ-iは、高い杭性能を確保しながら施工の信頼性・安全性に加え環境や近隣への配慮など地盤の補強に必要なあらゆる要素を集大成した工法です。

建設技術性能証明

  GBRC性能証明 第13-07号

工法の特徴

確実な支持力
杭先端に取り付けられた翼部は、直径が鋼管軸径の2.5~3.0倍であるため、大きな先端支持力を得ることができます。
あらゆる地盤に対応
Σ-iは砂質土地盤・礫室土地盤・粘性土地盤などあらゆる地盤に対応する、汎用性の高い地盤補強工法です。
環境への配慮
回転貫入施工のため振動・騒音を極力抑制することができました。また施工による排出土が発生しません。
高い施工性能
4枚の掘削刃と一体形成されたスパイラル上の翼部は、硬い支持層地盤にも容易に貫入することができます。
一貫した管理体制
「設計・施工管理技術者」による設計および施工管理の体制を確立しました。また先端翼部は信頼性確保のため、すべて通し番号によるロット管理を行っています。
狭小地への対応
先端欲の形状により貫入推進力が高く、小型の施工機械が使用でき、狭小地や隣接環境に左右されずに施工が可能です。

施工工程

Σ-iの適用構造物

地上3階建て以下、建物高さ13m以下、軒高さ9m以下、延べ床面積5,000㎡以下の建物
および、高さ3.5m以下の擁壁


※詳しくは下記のPDFをご覧ください。
Σ-i工法カタログ(PDF)